2022/07/29(金)
株式会社ミライ・トラスト
ブログ

アウトパック商品とインストアパック商品について


アウトパックとは


メーカーが保有するパックセンターなど、販売店舗以外の場所でパッケージまで行われた上で店舗に納品される商品のこと。

店舗側は基本的に届いた商品の検品及び陳列を行うのみなので、人件費や光熱費、パッケージ代、パッケージマシン代など、店舗側の作業及び設備費が削減できます。

また、加工場所が店舗とは異なるため衛生管理面でのリスクについても、加工元のメーカーに委ねることができ、費用面、管理面においてさまざまな手間を省くことが可能です。

インストアパックとは


店舗の中で作った物、出来合いの物をパックして販売する商品のこと。
肉、刺身、お惣菜などがこれにあたります。

スーパに行くとよく惣菜売り場に併設された形で調理場などなどの様子を伺えるようになっている構造を見ることがあるかと思いますが、あれがまさにインストアパックの商品を作っている調理場にあたります。

なぜインストアパックの商品を置くのか


ここまででアウトパックとインストアパックについてそれぞれの特徴を見てきましたが、人件費、光熱費、設備費といった費用面や安全衛生管理、商品管理、販売管理、従業員管理、クレーム対応といった管理面で見ても、二つの表面的な内容のみを比較するとなぜインストアパックの商品を置くのか?という疑問が浮かぶと思われます。

結論としては店舗の差別化や売場のバリエーションの拡張、日毎のシーンに合わせた臨機応変な商品ラインナップを行うためです。

アウトパックの商品はメーカーのパックセンターが大量にまとめて作るため同じ規格、パッケージの商品ばかりになります。
すると曜日や気候応じた商品の提供や、月末や月初など給料日に合わせた価格調整などフレキシブルな対応に応じられない可能性が出てきます。
また、毎日似たようなパッケージの商品のみが並べられていると、来店されるお客様からしても目新しさ・面白みに欠け、飽きが生まれてしまう原因にもなりかねません。

そこで上記のような問題を払拭するために煮魚・焼き魚など家庭で作るのは手間が掛かる商品を拡充したり、惣菜や焼き鳥、練り物などをバイキング形式で販売したりと、店舗と売場の魅力を保つためにインストアパックの商品を用いた様々な施作を打っているという形です。

アウトパックの商品とインストアパックの商品のどちらがいいかという話ではなく、その店舗の消費者傾向や日毎のシチュエーションを踏まえて、店舗・売場の魅力を損なわずに売り上げを確保していくために、それぞれの商品とどう付き合っていくかが重要のように思います。